柿内歯科医院副院長の柿内です。

当院では高額な自費診療、保険外治療は行っていません。

基本的に自費診療を行うには高額な設備投資が必要です。

分かりやすいところで、インプラントでいえばインプラントを埋める機械と、専用のレントゲン(CT)とで合わせて相場で1000万円程します。

1000万円キャッシュで購入できればいいですがそれは無理な話。

その設備を購入した場合

その借金は誰が払うのか？

それは私

ではなく、患者の皆様なんですよね。

私も人間ですから、早く借金を返したくなります。

妻も子供もいますので。

そうなると、

患者さんがインプラントを入れたいかどうかではなく

＂私が " インプラントを入れたい、だから勧める、という状態になってしまいます。

嫌な言い方をすると

患者さんを高額な治療に誘導する

ということですね。

同様に、保険診療であっても患者さんを1人でも多く診て病院の売上げを上げようと、診療の質が下がってしまったり、一人一人に治療内容の説明をする時間も少なくなってしまうかもしれません。

それは患者さんに寄り添った上質な保険診療をしたいという私のポリシーに反します。

そういえば私が以前読んだ歯科経営本に

保険の患者は15分で診ろ！

なんて書いてあったことがありました。

よほど簡単な症例ならともかく15分で何ができるんでしょうかね。

<最後に>

本稿は自費診療を否定するものではありません。

保険だけではすべての状況に対応できない場合があるのは事実です。

柿内歯科では保険治療で可能な限りを尽くして、それでも納得いただけない場合は他院での自費診療を勧めています。

鹿児島市永吉2-10-5

099-256-8959

柿内歯科医院

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保険診療の歯医者

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